お位牌にお入れする戒名は、「彫り」と「書き」の2種類ございます。
お好みの方をお選びいただいて問題ありませんが、特に希望がない場合は、彫りをおすすめしております。
書きでは強くこすると文字が消える可能性がありますが、彫りでは彫った部分に金を練りこんでいるため、文字が消えることがないためです。
※ご先祖様のお位牌がある場合には、そちらに合わせていただくことをおすすめします。
最もスタンダードな彫り方です。機械で彫るため、文字の大きさや間隔が均一できれいに仕上がります。彫った後に金を練り込みます。経年劣化がしにくいのが特徴です。
標準彫りと同様に機械で彫られますが、手書きのような文字の風合いを出します。
彫った後に金を練り込みます。経年劣化がしにくいのが特徴です。
職人よる手作業で漆で戒名文字を書き、漆が乾く前に純金粉を蒔く「蒔絵技法」による方法です。手書き特有のやわらかい風合いになりますが、彫りに比べて経年劣化がしやすいのであらかじめご了承下さい。
※手書きのため、書き手によって文字の風合いが異なります。
金箔のシートの上から機械でプレスし、文字を貼っていきます。手書きに近いやわらかい風合いになりますが、彫りに比べて経年劣化がしやすいのであらかじめご了承下さい。
※製法上、文字は白っぽい仕上りになります。
お位牌のレイアウトについては、特に決まりがございません。
初めてお位牌をお作りになられる方で、特にご希望のない場合、下記の【標準レイアウト】でお作りいたします。
※ご先祖のお位牌がある場合には、そちらに合わせていただくことをおすすめします。
【標準レイアウト】
【先祖代々用レイアウト】
【お2人様用レイアウト】
【水子レイアウト】
本位牌をお作りになる場合は、白木位牌(仮位牌)に書かれている戒名が本位牌でも使われますが、本位牌には入れない文字があります。
※白木位牌(仮位牌)はお寺や宗派によって形式が異なりますので、本位牌をお作りになる前に菩提寺様にご確認ください。
【白木位牌】
【本位牌】
本位牌をお作りになる場合は、下記の点を必ずご確認ください。
※ご先祖のお位牌がある場合には、そちらに合わせていただくことをおすすめします。
①「置き字」と呼ばれるもので、通常のお位牌には入れませんが、ご先祖様のお位牌に入っている場合やお寺様からご指示があった場合には入れた方がよいでしょう。
②宗教に関係なく、お寺様によって使われる文字が異なりますので、白木位牌(仮位牌)またはご先祖様のお位牌に合わせてください。
③白木位牌(仮位牌)またはご先祖様のお位牌に合わせてください。
梵字とは、サンスクリット語を表記するための文字で、日本の仏教では各宗派ごとに決まった文字が使用されています。
宗派によって、入れることが多い宗派とほとんど入れない宗派があります。
※あくまで一般的な傾向ですので、お寺様にご確認いただくか、ご先祖様のお位牌がある場合は合わせてお作りください。